2016年4月に熊本大地震が発生し、また2011年3月11日の宮城県沖を震源とした東日本大震災は、東北から関東にかけて広範囲に被害をもたらしました。1995年の阪神淡路大震災以降、地震活動は平穏な期間から活発な期間へ移行したと言われており、ここ数年、全国的に頻発しています。

歴史上およそ100年から150年の間隔で繰り返し発生している「東南海・南海地震」が発生する可能性が高まっていると言えます。

地震そのものを防ぐことはできませんが、住民一人ひとりや家族、地域ぐるみでの日頃からの備えと災害時の適切な対応により地震の被害を軽減することはできます。

今すべきことは何か、もしも地震が発生した時にはどのように行動すべきかを十分に理解して事前の備えや防災活動の一助となれば幸いです。